内容説明
永劫の時間のなかで、偶然生を受けそして死を迎える人間。しかしその偶然には、実はなんらかの必然という真理が存在するのではないか―。生と死をモチーフに詩を紡いできた詩人が、四国遍路をめぐり、人間の生息、宗教をはじめとしたさまざまな歴史、事象、そして人々の思いなどを複合させ、詩に昇華させる。著者渾身の最新詩集。
目次
1章 あわのみち(辺土へ;里山;海に)
2章 風説(へんろ転がし;風説の道)
3章 ゆらぎの根(過去の水;わたしの正体 ほか)
4章 聖なるものへ(聖なる地;神の住まい ほか)
著者等紹介
中地中[ナカチアタル]
1948年徳島県生まれ。2001年高千穂商科大学院経営学研究科博士後期課程修了。博士(経営学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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