内容説明
「詩の家」に、それらはやってきた―語り尽くせぬ物語の暗闇を駆け抜けて。未明の荒れ野へと出奔する。わたしたちの心の光が広がっていく。
目次
1 瞬間の闇と(家dead poets;大気の層より;Kolaと死んだ人形;静物たち;Kolaの歌声;シンヨウの軍団)
2 ティンバーランド(荒地ではなく;夢見る者たち―フミンの死の跡で;宙を歩いていく;出発の朝に;そよ風としてfrom Timberland)
著者等紹介
中尾太一[ナカオタイチ]
1978年生。2006年思潮社50周年記念現代詩新人賞。詩集『ナウシカアの花の色と、〇七年の風の束』(書肆子午線・2018年・第10回鮎川信夫賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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