内容説明
飢餓、戦争、業。あらゆる苦を背負って川は流れ、その長い旅路の果てに一条の光が指す。第10詩集。
目次
1(喉の川;流氷のかけら;背の川;アインシュタインの川;宮大工の声 ほか)
2(母ちゃんの指;あめふりばなっこ;不明の蝶;カブトムシ;現代の鶴 ほか)
著者等紹介
北畑光男[キタバタケミツオ]
1946年、岩手県生まれ。詩誌「歴程」「撃竹」同人。村上昭夫研究誌「雁の声」主宰。日本現代詩人会、埼玉詩人会、岩手県詩人クラブ会員他。詩集『救沢まで』1991年、土曜美術社出版販売(第三回富田砕花賞)、『文明ののど』2003年、花神社(第三十五回埼玉文芸賞)、『死はふりつもるか』2006年、花神社(第十三回埼玉詩人賞)、『北の蜻蛉』2011年、花神社(第十九回丸山薫賞)ほか評論集『村上昭夫の宇宙哀歌』2017年、コールサック社(第十四回日本詩歌句随筆評論大賞随筆評論部門優秀賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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