出版社内容情報
「詩史的にという観点ははずさないようにしながら、なおも女性の詩にこだわっていきたい。」(あとがき)
戦後の同時代を生きた詩人から、いま旺盛な活動を展開する書き手まで。
時代に挑戦し、詩の表現について格闘してきた12人をめぐる詩人論ノート、待望の第2冊。
たかとう匡子[タカトウマサコ]
著・文・その他
内容説明
詩史的な観点をはずさずに、なおも女性の詩にこだわっていきたい。戦後の同時代を生きた詩人から、いま旺盛な活動を展開する書き手まで。時代に挑戦し、詩の表現について格闘してきた12人をめぐる詩人論ノート、待望の第2冊!
目次
石垣りん―戦後の時代のなかで
石牟礼道子―底辺に生きる人たちのなかで培われた詩意識
森崎和江―第一詩集『さわやかな欠如』を中心に
久坂葉子―二十歳の自死、その死が残したもの
石川逸子―数少ない女性戦後詩人のひとり
宇多喜代子―今こそ俳句から何を学ぶか
山本道子―「凶区」の女性詩人
倉田比羽子―思想詩の流れを響かせて
井坂洋子―女流から女性へ‐詩集『朝礼』
伊藤比呂美―型破りの文体、魅力あるナンセンス
平田俊子―ブラックユーモアなど未踏の領域へ
小池昌代―果てしなく転がり落ちる石
著者等紹介
たかとう匡子[タカトウマサコ]
1939年、神戸市に生まれる。1961年から2004年まで高校の国語教師。「イリプス」同人。「時刻表」編集発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- どうやら私の身体は完全無敵のようですね…