出版社内容情報
心の膜、光の透過
「空虚をきれいに彫り上げたとき/すべてが終焉する/そのとき初めて消えていった木屑の数々を思い出す/あれこそが生そのものの姿ではなかったかと」(「彫る」)。
目にみえない夢のありかまで―。光のなかで色と色とが重なっていく。彫り進める、生の営み、30篇。
松浦成友[マツウラシゲトモ]
著・文・その他
内容説明
目にみえない夢のありかまで―。光のなかで色と色とが重なっていく。彫り進める、生の営み、詩30篇。
目次
万華鏡
めまい
ノート的
手
風鈴色
獅子の歎き
地下水
プール
魚影あり
地上〔ほか〕
著者等紹介
松浦成友[マツウラシゲトモ]
1958年、東京都町田市生まれ。「龍」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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