出版社内容情報
相聞歌2.0
「生まれて初めてのカメラワークで、自分たちの日々を見ているような感覚。こんな詩を書けてしまう人は、たいへん生きづらそうだと感じました。良い意味で」(シンガーソングライター山崎あおい)。
言葉のバランス感を武器に、若者の切実を描きとる。好評「国境とJK」に次ぐ、第2詩集。装幀=奥定泰之、装画=浦上和久
天気予報士エミリ 6
ドラマタイゼーション 10
デジタル 14
サラサラ 18
逆熊 22
ASAPさみしくないよ 26
浅草六区 30
アフタースクール 37
ジンジャーの燃える街 51
昼間の花火をみていた 64
この夏のシンギュラリティ 66
空からなにも降ってこない 72
ライフ 76
マルバツ 84
運命の人 88
二〇二〇 92
暗闇 96
尾久守侑[オギュウカミユ]
著・文・その他
目次
天気予報士エミリ
ドラマタイゼーション
デジタル
サラサラ
逆熊
ASAPさみしくないよ
浅草六区
アフタースクール
ジンジャーの燃える街
昼間の花火をみていた
この夏のシンギュラリティ
空からなにも降ってこない
ライフ
マルバツ
運命の人
二〇二〇
暗闇
著者等紹介
尾久守侑[オギュウカミユ]
1989年東京都生まれ。横浜市立大学医学部卒業。現在、慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室に所属。2011年12月より「現代詩手帖」「ユリイカ」に投稿を始める。2016年に第1詩集『国境とJK』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
亜希
17
文喫にて。尾久さんは『偽物論』に続き2冊目。最近、短歌や自由律俳句は楽しめるようになってきたのに対し、いまだに現代詩集だけは何を読んでも"無"という感じだったけれど、これはとても良かった。気恥ずかしくなる一歩手前でとどまっていて、素直に染み入ってくる感じ。特に「この夏のシンギュラリティ」がめちゃくちゃ好み。他にも「デジタル」「ASAPさみしくないよ」「ジンジャーの燃える街」「運命の人」も好き。他の詩集も読んでみようと思います。2023/11/02
青色
2
この夏のシンギュラリティがとても好き。まずタイトルが好き。あと、アフタースクールのたたみかけるようなリズムが好きだった。2019/08/16
CAMILLE
1
8年ぶりに読書メーターを使ってみるふりをして自分の本を宣伝している。2019/03/27