出版社内容情報
大人になっても、ぼくの時間感覚や身体感覚は
子どものときのようにずれていると思うことがある
地に足がつかず、身体がちぐはぐで、浮遊感が残っている
ぼくは今どこを旅しているのだろう
人生の酸いも甘いも知り尽くしてきた詩人が、
自らの歩んできたさまざまな地点にたたずみながら、通り過ぎていった人びとをうたった27篇のエレジー。
新延拳[ニイノベケン]
著・文・その他
内容説明
人生の酸いも甘いも知り尽くしてきた詩人が、自らの歩んできたさまざまな地点にたたずみながら、通り過ぎていった人びとをうたった27篇のエレジー。
目次
1(わが嘔吐;虫を飼い慣らす男の告白;羽の生えた帽子 ほか)
2(母の夢に来てくれた人;言葉のいらないところまで;冬の日差しの匂いがした ほか)
3(ダイヤ通りということ;まっさらなページ;夢の続きは ほか)
著者等紹介
新延拳[ニイノベケン]
既刊詩集に『わが祝日に』(2001年。地球賞、詩と創造賞)『永遠の蛇口』(2008年。更科源蔵文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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