出版社内容情報
やがておとずれる一切を予感し
くろかみは償いはじめる
「すべてを読み終わってもう一度、ここに帰ってきたとき、この詩人が再起ということをイエスの復活にもにた事柄として受け止めていることに気づくだろう」(神山睦美)。
「女という無限の意味を発生させる装置―まさに「MOTHER MACHINE」―について、なお伊藤浩子という稀な才能を追尾してみなければならぬ」(野村喜和夫)。
声なき声、形なき言葉が、孤独や沈黙の闇をくぐりぬけ、
いまあらたな存在として再帰する。
詩と散文のあわいで無限に枝分かれしつづける20篇。
伊藤浩子[イトウヒロコ]
著・文・その他
内容説明
声なき声、形なき言葉が、孤独や沈黙の闇をくぐりぬけ、いまあらたな存在として再帰する。詩と散文のあわいで無限に枝分かれしつづける20篇。
目次
日々の痕跡
やくそく、のあいだ
きのう
In The Room
予兆、そしてエロティシズムという不安の
過失
MOTHER MACHINE
Non passionn´ee
Not only is it seen
不在
有刺鉄線の夏
代わりにやってきた少年
かもしかと土星環
ザルペチョ、あるいはパイプと珈琲のある風景
角端
居室
遠来
異端審問
異端審問その後―コンフラリア
女人結界
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