ベルリン詩篇

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  • サイズ A5判/ページ数 113p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784783735250
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

出版社内容情報

バベル ベルリン
はじめに 命令形が立った
命ずる者には 従う者がいて/叛く者があった
(「バベル ベルリン」)

「難問を手放さずに生き延びることは、とても難しい。それでもなお、言葉とともに向き合って生き延びたい」(「覚書」)。
ルー・リードのアルバム、カフカの巣穴、躓きの石、さまたげる壁……。
街の気配とともに見つめられた現代史の真意。
パウル・ツェラン研究でも知られる詩人の、27の詩篇。
装幀=稲川方人

冨岡悦子[トミオカエツコ]
著・文・その他

内容説明

寓意が消えてゆく風景の果て、見つめられた現代史の真意。

目次

ベルリン 十二月
ベルリン 一月
体を入れる
敷石の声
ヴァンゼー会議 一月二十日
月のアウラ
廃駅アンハルターから
空の気配
ノイケルン ノイズ ノイズ
羊のスープ〔ほか〕

著者等紹介

冨岡悦子[トミオカエツコ]
1959年東京都生まれ。著書に『パウル・ツェランと石原吉郎』(2014年 みすず書房、第十五回日本詩人クラブ詩界賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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