出版社内容情報
ひかりのあるところへ
時間が風に乗って
行ったり来たりしている。
呼ばれた気がして
ふるんとふり向いた。
覚えのある声のように、思ったが……
(「風に乗って」)
母、娘、孫、少女時代の自分――柔らかないのちに吹く風が、心の水面に幻像をむすぶ。幼い日の結晶のプリズムから生まれた、瑞々しく澄んだ言葉たち。
川越 文子[カワゴエフミコ]
著・文・その他
内容説明
母、娘、孫、少女時代の自分―柔らかないのちに吹く風が、心の水面に幻像をむすぶ。幼い日の結晶のプリズムから生まれた、瑞々しく澄んだ言葉たち。
目次
1(冬の朝;サルトリイバラ;思い出の家 ほか)
2(旅人;山の秋;木次線から ほか)
3(不安なのか;門;児 ほか)
著者等紹介
川越文子[カワゴエフミコ]
日本現代詩人会・日本児童文芸家協会・岡山県詩人協会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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