内容説明
夢から増殖して私を徐々に壊していくものたち。眠らない夢の暗闇を侵す真夜中の戦争―奔放な想像力がつくりだした頭脳の王国で、言葉の光と闇が凄絶な衝突をはじめる。地球賞受賞『水の地図』から１１年、待望の新詩集。
目次
いまは亡き片目猫のために
なみだ
家路
だらだら坂
黄色い家
無告
海行列車
ひとりの友と
ｎｏｉｓｅ
都市の子
森、または深い夢の塔
隣家の物置の中には
六月の尼さん
こほろぎ嬢の滅亡
ホッパー大佐、夜に侵攻する
ホッパー大佐対真夜中の滝
夢の小箱
霧、または最後の塔
Ｄｒｏｐ ｏｆ Ｄｒｅａｍｓ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
misui
1
合わない詩集に当たってしまった。一連か二連ほどならいいと思うのに、どうも散文的に書きすぎるきらいがある。2015/12/24
