内容説明
「長い年月を経たある日の夜、立ちつくしている墓に、桜が散りかかるように言葉が降りてきた」(あとがき)。夢にうつつに行き過ぎるものの気配。暗闇に手を泳がせ、涯へ、光さす彼方へ―。ふたたび降りた言葉たち、37年ぶり第3詩集。
目次
無告
混血の空
私たちの長い夜
境
卯月
雨あるいは涯
青い水
浄土
草臣
百合を飾る〔ほか〕
著者等紹介
北条裕子[ホウジョウヒロコ]
詩誌「木立ち」同人。日本現代詩人会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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