屋根よりも深々と

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  • サイズ B6判/ページ数 111p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784783733652
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

詩は紙の上に在るのではなく、日常の中で心に芽生えるもの、目撃してしまう一つの現象だと思う。詩が好きだからこそ、変わっていくことを恐れずにいたい。そう語る著者の、『適切な世界の適切ならざる私』に続く第2詩集。

目次

あたしは天啓を浴びたのだ(狐女子高生;曲線を描くために ほか)
余白を孵す(なみだ銃;大きくなったら、なれますように ほか)
私たち、密生する(きれいな窓;流星の愛で方 ほか)
寄り添いながら、間違え合うこと(摩擦熱;水脈の手 ほか)
骨の呼吸(神魚;骨の呼吸 ほか)

著者等紹介

文月悠光[フズキユミ]
1991年、北海道札幌市生まれ。2008年、第四十六回現代詩手帖賞を受賞。2010年、第一詩集『適切な世界の適切ならざる私』(思潮社)で第十五回中原中也賞、第十九回丸山豊記念現代詩賞を受賞。現在、早稲田大学教育学部国語国文学科に在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fwhd8325

23
あまりと言うより、ほとんど詩集といったものは読んでいないことに気がついた。短歌や俳句なら、自分でも作ってみようと思うけれど、詩となると、どこか違う敷居があるように感じる。ただ、こうして、文月さんの詩を読んでいると、言葉に一つ一つに魂があるように感じる。これは、先日読んだエッセイにも同じ事を感じたのだから、文月さんの放つ言葉には身体や心そのものなんだろうと思う。2016/10/31

きなこ

16
「わたしはわたしでしかないことを、光や風ではないことを未だいぶかしく思う。」私はこの世界をわかりはしないのだけれど、著者にとっては必然的な、とても身近で素直なことを、ことばで表現しているのだということはわかる。美しくて鋭くて痛みすら感じるような言葉の数々に圧倒された。2016/03/06

太田青磁

14
“さあ、余白になるのです”/私はかぶりを振って言い放つ。/誰もいない場所は余白たりえない。/白紙を余白へあたためゆく者は、/私の血であり、物語なのだ、と。「余白を孵す」・彼の背中を追って、坂道へ踏み出した。/迫る私を振り落とそうと/坂は激しく身をよじる。/(坂が寝返りを打つ前に、手を届かせなくては!)「背中の坂道」・触覚も聴覚も視覚も/近しいものにしか応えないので/わたしにわたしのからだは遠かった。/居場所の示す意味を忘れて/毎日のできることに尽くしている。「Alternative」2016/09/22

しゅん

12
2013年出版。洗濯が妊娠のイメージに連なり、ページの余白が血を呼び起こす。空白があると、自分の身体を埋め込んでしまう。「余白を孵す」「私たち、密生する」という言葉。空白と密生がイコールになる。「やがて/見つめたものはこの目に帰る。/まぶたに砕かれ、/私の中に振り落ちる」。私から出て私へ帰っていくこの往復。2022/12/12

sk

5
神経質で自意識過剰で清潔な等身大の年若い女性。とてもよかった。2020/01/05

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