内容説明
ゼロ年代の現代詩が産み落とした至高のコトバの果実―いま、もっともヴィヴィッドな文学を堪能せよ。第44回現代詩手帖賞詩人、待望の最新詩集。
目次
(焼け跡)
地球儀のように行きだおれたい
プチトマトがえくぼに見える日
ポルカ
家具の音楽
アキレス腱の憂鬱
非日常
生活
体温計の下に僕らはいた
Christmas Song〔ほか〕
著者等紹介
望月遊馬[モチズキユマ]
1987年生まれ。2006年、第4回現代詩手帖賞受賞。同年、第1詩集『海の大公園』刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sk
4
生活語を臆面なく使う叙景なのだけれ ど、俗に流れることなく品位を保ち、滑 らかな認識が降るように滑り込ませられ ている。個人的には後半の散文性の強い 詩編が好みだったが、落ち着いた技術と 精神を感じることができて、安心して読 める良い詩集だった。2014/04/10
May
0
牛が出てくる詩が面白かった。見えるもの感じるものがベタッと書かれていて、ひたすら表層的で、仕組みがないように感じるけど、それが持ち味なのかもしれない。2016/02/21
s_i
0
顕微鏡!2012/10/27
hirom
0
ゲットした。これから読む、です。→読了。やはり難しい。だけど、こういう散文詩は自分に無いものなので、読むのは好き。2019/08/29
-
- 洋書
- Леl…