茶道史異聞

茶道史異聞

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  • サイズ A5判/ページ数 123p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784783732754
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

天下に名を馳せた茶人・千利休、茶道を政道とした「覇王の茶」(信長)や「黄金の茶室」(秀吉)、利休の精神を守り継いだ千家一家、茶を嗜んだ芭蕉、蕪村、一茶などの俳人たち。茶の湯をめぐる探究は、ついに父の「ひとり茶会」、自らの幼少期や青春、名前のルーツにまでたどりつく。長年温めてきたモチーフを結実させた、「直心」あふれる20篇。

目次

1 武人たちの(無念 信長―紅蓮に消える;春風 秀吉―侘助 一花 ほか)
2 千家系譜抄(千家 受難―利休の自刃;漂泊 道安―利休が長男 ほか)
3 茶室(茶室へ;茶室 ほか)
4 俳聖と閨秀(堺の庭―芭蕉は見ていた;宗佐の庭―蕪村は歩いた ほか)
5 わが青春抄(生家―父のひとり茶会;公立岩瀬病院隔離病棟―抹茶のおばさん ほか)

著者等紹介

深澤忠孝[フカサワタダタカ]
1934(昭9)年、福島県岩瀬郡白方村今泉(現・須賀川市)に生まれる。須賀川高から東京学芸大を経て、早大第一文学部(国文学専修)卒。教員のあと都職員、都立研究所員などとなる。職歴の最後は、神奈川大教員。日本現代詩人会、日本ペンクラブに所属、草野心平研究会(代表)、個人誌「久延毘古」を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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