内容説明
南島を縁どる光と闇、止むなき生と死の明滅。自然と歴史の織りなす、圧倒的な対比の奥へとわけ入り、詩人は記憶の水脈をひとつずつ探りあてていく。沖縄・名護から現在に向けて解き放たれる、6年ぶりの新詩集。
目次
小夜子の夜
瑠璃行
魚族のように
宙を渡る
ユビキタス畑で
あかねさす
JAPANラプソディ
VOICE
銀の河
君に会えたら〔ほか〕
著者等紹介
網谷厚子[アミタニアツコ]
1954年9月12日富山県中新川郡上市町生。詩集に『水語り』(1995年・茨城文学賞)、『万里』(2001年・日本詩人クラブ新人賞)、他。「万河・Banga」主宰。「白亜紀」同人。日本現代詩人会・日本詩人クラブ・日本ペンクラブ・日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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