内容説明
ベナレス、シギリア、台北、ダッカ、バンコク。原色あふれる街々をさまよい歩き、詩人は出会い、見いだしていく。人間の生死のほとりを、母と暮らす東京での日常を―。悲しみと光のなかで描き出す21篇。
目次
ベナレス
夜行列車
雑貨あれこれ
シギリア・ロック
ニハルのこと
トラとライオン
冬のデパート
侵略者あるいは異邦人または母
朝の紅茶と夜の箸
黄色い犬〔ほか〕
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- 異世界帰りの大賢者様はそれでもこっそり…
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- 和書
- 日本精神史 〈下〉