内容説明
諧謔を超える諧謔。進まずにはいない、夢魔の涯て、詩の涯ての涯てまでも。天沢退二郎の最新詩集。
目次
１ （無知是仏；「帆船」ショーのためのオード；サムサの神話 ほか）
２ （「偽」目黒駅界隈；三月帽子；悪戯譚 ほか）
３ （新宿城談奇；魔の日曜日；幻の踊り子に語りかけるオード ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
渡邊利道
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東日本の震災の直後に出た詩集で、カタストロフへの言及がある。しかし詩そのものは歌の系譜で調子良く、やや叙情性を高めて幻想の堅さが緩まりつつあるように感じる。とうとつにSF的モチーフの詩篇が現れたり、また「青空」はその清新さに少し驚く。これが新生ということなのか。2017/02/05
ルジャンパール究一
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「カタス賞盃(トロフィー)狂騒曲」！！2019/08/07
