内容説明
いま「水辺」から「遠き海」へ遡行することによって、みずからの一期に何を発見し得るか―。虚と実、生と死のはざまで引き裂かれながら立ち尽くす、ひとりの男のすがたを、曇りなき眼差しで謳い、描き出す。現代詩人賞受賞の『舟歌』以降、6年ぶり待望の新詩集。
目次
冬の骰子
流謫の人
帰還
幻の光
北辺暮色
雨
夜の鏡
あばら家
波の音
終章
六月のサーカス
青い渚で
草の穂
薄月夜
渡世
いま「水辺」から「遠き海」へ遡行することによって、みずからの一期に何を発見し得るか―。虚と実、生と死のはざまで引き裂かれながら立ち尽くす、ひとりの男のすがたを、曇りなき眼差しで謳い、描き出す。現代詩人賞受賞の『舟歌』以降、6年ぶり待望の新詩集。
冬の骰子
流謫の人
帰還
幻の光
北辺暮色
雨
夜の鏡
あばら家
波の音
終章
六月のサーカス
青い渚で
草の穂
薄月夜
渡世