内容説明
未生から生へ、生から死へ、死後へと、さまようもの人間。詩人は死生の境界に身を晒し、存在根源の問いを手放さない。いま・ここを踏みしめながら、“私”を超えて光を孕む、23のおののく贈物。
目次
私の名は
奇妙な日―二〇〇七・一二・一五
祖母は八十歳
小夜曲―サヨコのために
コイコイ―スミコにタツオに
いまはまだ―片瀬博子に
おくりもの―七年後の多田智満子に
この家は
死者たちの庭―川田靖子夫人に
旅にて―田原に
詩人を殺す―駱英に唐暁渡に〔ほか〕
未生から生へ、生から死へ、死後へと、さまようもの人間。詩人は死生の境界に身を晒し、存在根源の問いを手放さない。いま・ここを踏みしめながら、“私”を超えて光を孕む、23のおののく贈物。
私の名は
奇妙な日―二〇〇七・一二・一五
祖母は八十歳
小夜曲―サヨコのために
コイコイ―スミコにタツオに
いまはまだ―片瀬博子に
おくりもの―七年後の多田智満子に
この家は
死者たちの庭―川田靖子夫人に
旅にて―田原に
詩人を殺す―駱英に唐暁渡に〔ほか〕