内容説明
梨作りを通じて見えてくる自然と村と人。休みない生活に、つぎつぎと巻き起こる疑問難問。それでもなお生きるための意志と気力を培った心根で伝える新詩集。
目次
梨作りの名人
梨畑の薬かけ
ある男
鬼籍
村よ
雨によせて
雨の日
手形
空ぶり
梃子でも〔ほか〕
著者等紹介
石井藤雄[イシイフジオ]
1939年千葉県市川市大野町に生れる。農業兼植木職人をなりわいとする。1962年『詩集灯』(私家版)が処女詩集。ほかに2001年『公害』(改訂版)(土曜美術社出版販売)など。所属:日本農民文学会、日本現代詩人会、日本文藝家協会、千葉県詩人クラブ、市川風の会各会員。詩誌「花」「日本未来派」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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