内容説明
ベナレス、ゴア、イスタンブール、香港、釜ヶ崎、寿町、上九一色村―どこにいても人間は哀しいほどに逞しい。酔いどれ放浪歌人の新たな挑戦、第1詩集。
目次
ガンガー
釜ヶ崎・八月
崖で、夢をみていた
「楽宮」ホテル
予感、あるいはそれは
ささなみの
OLD LOVE SONG
鉄の魚人
午後のプール
十月の連休の一日〔ほか〕
著者等紹介
谷岡亜紀[タニオカアキ]
1959(昭和34)年11月19日、高知県高知市生まれ。1980(昭和55)年、二十歳のとき短歌結社「心の花」に入会。以後、佐佐木幸綱に師事。現在「心の花」選者。歌集は『臨界』(現代歌人協会賞)、『闇市』(前川佐美雄賞、寺山修司短歌賞)など。神奈川県茅ヶ崎市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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