内容説明
真実とは何か―。「真実であるためには、自分自身であらねばならないし、自己の存在に対して誠実でなければならない」という著者は、湧き起こるリズムとスピードを自らのうちに感じながら、書くことによって自身の内実に鋭く迫る。ソネットという詩型に挑んだ『遥かなる王國へ』を経て、さらなる深まりを見せる渾身の新詩集。
目次
1(わたしの目は風景の…;秋雨の谷間をぬって;暴風圏のチャイコフスキー;カフカと大鷲;詩は六月の午後 ほか)
2(沈黙の回廊にて;ぼくは渇いていた;ピアノはダンテを歌う;潮風のバラード;永遠に憧れて旅立ったひとに ほか)
著者等紹介
中島登[ナカジマノボル]
日本現代詩人会、日本ペンクラブ。日本歌曲振興会各会員。「地球」同人、「PO`ETICA」発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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