目次
ココロを埋めた場所
けるけるとケータイが鳴く(ユリイカばーじょん)
けるけるとケータイが鳴く(井泉ばーじょん)
花火の海(海の花火;ミツバチのよーそろ;追われる人;けるけるとケータイが鳴く―リンゴジュ~;星空の王国;星の声と;けるけるとケータイが鳴く(毎日新聞ばーじょん)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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11
自分の生のリアリティを全然掴めずにいるし、それに対してずっと蓋をして生きているけど、このような形で客観的に生のリアリティのない状態を提示されると心がウッとなる。忘れてたのに。みたいな気分。2015/04/07
おかか
1
今のわたしたちのセカイを描いている詩集だと思う。2009/01/05
桜井晴也
0
「見たことのない星がひとつ消えて/見たことのない海が消えて/見たことのない国や民族が消えて/(人だってふいに消える/ホントは見えているものも疑わしい/消えている 消えていて/残されたボクらはケータイだけ握りしめて/(ここってどこ?/ここにいる(なんだかわからないけど/ぼくらはバラバラだ ぼくらはつながりたい/ぼくたちは一人だ ぼくたちはムスーだ/ムスーのボクはどこにも行けない/TVの男はいつもきれいな言葉をくれる/二十四時間だったら優しくなれますか?/だれかボクにセカイをください」2011/09/18
桜井晴也
0
「ケータイを切ると/世界は暗くなって 三周目だった/(二周目の記憶はない/経験値はたまらないから/いつもゼロから始めなくちゃならない/よーな(気がする/深夜/(すこしだけ白いイキ はいて/コンビニは宇宙船のように闇に浮かび あがり/(まねきよせられて(蛾みたく/(ヒラノくんヤマネくんころされた/ぼんやり考えるボクとかきみとか/どこでもいいからつれていってください/夜のコンビニの青白い光につつまれて いたい」2009/03/28