内容説明
戦争の幼時の記憶が、イソップ童話「蛙」の井戸の戦慄とともに蘇る。「そこも干上がったら、どうして上にあがるのだい」。自らの原風景を辿りながら、形而上詩の現在に迫る新詩集。
目次
穀霊
土蜘蛛
樹の窓
藁人形
スサノオ
伝承
魂呼ばい
ロープ抄
アカバホスナの海
アイソポスの蛙〔ほか〕
著者等紹介
武子和幸[タケシカズユキ]
1938年6月6日東京で生まれ、茨城で育つ。現在、詩誌「白亜紀」同人、茨城県詩人協会、日本詩人クラブ、日本現代詩人会、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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