無月となのはな

無月となのはな

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  • サイズ A5判/ページ数 95p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784783730682
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

「忘れられたひとびとの耐えた思いが、いちばん忘れやすい日常にひそんでいる」という。月が雲に隠れて視えない状態を古人は「無月」と呼んだ。視えなくてもあるということ、ひとの生きていくことにひそむ、気配をこそ書きとめたい。その強い願いによって編まれる第三詩集。

目次

無月
月光海道
甘露
感傷
くねらせるもの
海餐
みずうみ
芒種

野帰り
春の石
箒星が弧を描いて堕ちてゆく
交叉
青火
八月の馬
砂山
流れる
入り海
海辺の子牛
うまのあしがた

なのはな

著者等紹介

斎藤恵子[サイトウケイコ]
「火片」「どぅるかまら」所属。岡山市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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