内容説明
恋の苦しみ、孤独、裏切り、病気の苦しみからふところがさびしいときまで、言葉をもって毒を制する詩的錠剤。定評ある飯吉訳を全面改訳。真鍋博氏のウィットに富んだイラストを添えた痛快無比の人生詩集。
目次
ぐうたらの魔力
簿記係から母親へ
けちん坊が雨の中を行く
不実な女の物語詩
海抜一二〇〇メートルの上流階級
ある夫婦
裏通りで
略歴
日曜の朝の小さな町
典型的な秋の夜ふけ〔ほか〕
著者等紹介
ケストナー,エーリヒ[ケストナー,エーリヒ] [K¨astner,Erich]
1899年、ドイツ・ドレスデン生まれ。ドイツ文壇の中心人物として、ナチ政権下には焚書の憂き目にあいながらも、詩、児童文学、小説において旺盛な活動をした。1974年没
飯吉光夫[イイヨシミツオ]
1935年、満州奉天生まれ。1959年東京大学独文科卒、1962年同大学院修了。1973年‐74年、ベルリン、パリに滞在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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