内容説明
日本統治下、日本語によって詩を書き始めた詩人が、繰り返される侵略と抑圧のなかで、全身で刻みつけた70年におよぶ詩的営為。台湾を代表する文学者陳千武の日本語詩によるはじめての選詩集。
目次
1 油繪―1939‐1942(大肚溪;童 ほか)
2 夜の逆風―1941‐1942(廟;池畔 ほか)
3 新地―1946‐1951(新地―玉蘭妹に捧げて;朝の貯木池 ほか)
4 暗幕の形象―1968‐1970(春・喜;部落;平安―私の愚民政策;迷いの中から;暗幕の形象)
5 秘情―1982‐1987(隠花植物;雌の怒り ほか)
6 漂う台湾―1988‐2000(焼イモ;銭の足 ほか)
著者等紹介
陳千武[チェンチエンウ]
1922年、台湾南投県名間郷弓鞋村に生まれる。日本陸軍特別志願兵として東チモール戦線に派遣され、戦後1年経って台湾に帰る。呉濁流文学賞、国家文芸賞などを受賞。台湾の現実を表現するその力強い作品は大きな影響力を与え続け、日本にも多くの読者を持つ。台湾本島人詩人のシンボルともいうべき文学者
三木直大[ミキナオタケ]
1951年、大阪府生まれ。東京都立大学大学院博士課程修了。広島大学総合科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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