内容説明
台湾の国民的詩人、呉晟。六十余年にもわたる詩作と、芸術と社会を繋ぐ思考の鍛錬により、21世紀の台湾の人々や社会、自然環境の問題を包括的に表す。台湾文学奨受賞作、待望の完訳。
目次
山
彼はまだ若い
タイワンツガ
春の寒さが身にしみる―〓弦(ヤーシェン)におくる
夢での詩作―〓弦(ヤーシェン)の新作を夢見る
告別式
略歴紹介
晩年
故郷で老いていく
まだ仄かな光がある間に
落ち葉
学びとの別れ
彼を責めてはいけない
火葬場
森林霊園
陽の光が灯台となる―高雄・旗後の灯台
南方の駅舎―高雄駅
居場所を探す―高雄・打狗英国領事館
無垢に戻る―橋橋を記念して
サイダー―母さんを偲んで〔ほか〕
著者等紹介
呉晟[ウーシェン]
1944年、台湾・台南州嘉義郡(現・嘉義県)生まれ。彰化県渓州郷で育つ。〓東農業専科学校(現・国立〓東科技大学)を卒業後、故郷の渓州国民中学に赴任。教職のかたわら、農業と創作に従事。定年退職後は静宜大学、国立嘉義大学、大葉大学、修平科技大学にて文学を教え、国立東華大学にて名誉博士号を受章。詩作は英語、韓国語、ベトナム語、フランス語に翻訳されている。1975年に中国現代詩奨、2007年に呉三連文学奨、2015年に台湾文学奨、2025年に行政院文化奨を受賞
明田川聡士[アケタガワサトシ]
1981年、千葉県生まれ。早稲田大学卒業、東京大学大学院修了。博士(文学)。現在、中央大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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