内容説明
カリフォルニアから日本、さらにインドへ―。詩、仏教、エコロジーのライフスタイルを追い求めた、若き日のスナイダー。1968年刊行、日本滞在期の心象を描き伝える、豊穣な作品群。
目次
1 極西(ベリー祭り;馬林庵 ほか)
2 極東(八瀬の九月;松江 ほか)
3 カーリー(アリソン;おまえの豊穣崇拝なんぞクソくらえ ほか)
4 バック(オランダ人の老女;自然 緑の糞 ほか)
著者等紹介
スナイダー,ゲーリー[スナイダー,ゲーリー] [Snyder,Gary]
1930年、サンフランシスコ生まれ。50年代中頃、ビート世代に大きな影響を与える。56年から68年まで日本に滞在し、禅の修行と研究を行なう。69年に「亀の島」にもどり、70年からシエラネヴァダ山脈北部で暮らし始める。文筆活動、ポエトリー・リーディング、禅仏教の実践と研究、環境保護活動、カリフォルニア大学デイヴィス教教授(現在は名誉教授)など多彩な活動を展開。「ガイアのうた」を書きつづけるディープ・エコロジストの詩人
原成吉[ハラシゲヨシ]
1953年東京生まれ。獨協大学外国語学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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