出版社内容情報
1837年スペインのサンティアゴに生まれ、48歳で子宮癌により亡くなるまで、幾多の困難を克服しながら詩と小説を残した、スペインの国民的女性詩人が死の前年に刊行した、スペイン・ロマン文学の最高傑作と称される最期の詩集。激動の時代の中で、波乱の人生を送った詩人が、心身を削りながら自らの内面の葛藤を描いた50章にわたる痛切な連作詩篇。没後130年、待望の邦訳ついに刊行!
ロサリア・デ・カストロ[ロサリア デ カストロ]
著・文・その他
桑原真夫[クワバラマサオ]
編集/翻訳
内容説明
1837年スペインのサンティアゴに生まれ、48歳で子宮癌により亡くなるまで、幾多の困難を克服しながら詩と小説を残した、スペインの国民的女性詩人が死の前年に刊行した、スペイン・ロマン文学の最高傑作と称される最期の詩集。激動の時代のなかで、波乱の人生を送った詩人が、心身を削りながら自らの内面の葛藤を描いた50章にわたる痛切な連作詩篇。没後130年、待望の邦訳ついに刊行!
目次
サール川の畔にて
高き木々
穏やかな日であった
コケの間でホタルが光る
日が暮れていた
波の音に寄せて
浜辺の、乾いた砂は
悲しみ
オークの木
長く古い道〔ほか〕
著者等紹介
桑原真夫[クワバラマサオ]
1947年3月広島県鞆の浦生まれ。北大(経)卒。三井銀行(現三井住友銀行)に入行後、ブリュッセル、マドリッド、ロンドン等ヨーロッパに約十四年在勤。日本詩人クラブ、スペイン現代史学会、スペイン史学会、日本イスパニア学会、京都セルバンテス懇話会、遠藤周作学会、日本観光研究学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 高分子材料化学