アイルランド現代詩は語る―オルタナティヴとしての声

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784783726210
  • NDC分類 993.2
  • Cコード C0098

内容説明

パブで街角で口ずさまれる言葉の魅力とは?代表詩のすべてを収録し、詩人たちのなまの声を通して、ヒーニー以降の、沸騰するアイルランド詩の現在をまるごとつかむ。口承文化の伝統や、複数言語、歴史の再解釈など進行形の動向をふまえ、新たな文化の在り方を提起する気鋭のフィールドワーク。声の文化への新視点。

目次

序章 詩人たちの島へ
1 ダブリンのポエトリー・シーン
2 現代史とディアスポラを語り直す
3 複数言語・セクシャリティ・共同体の政治学
4 可視と不可視のベルファスト
終章 オルタナティヴな文化のかたち

著者等紹介

栩木伸明[トチギノブアキ]
1958年、東京に生まれる。1987年、上智大学大学院文学研究科英文学専攻博士後期課程単位取得退学。2000年より白百合女子大学教授。専攻はW・B・イェイツ以降の現代アイルランド文学・文化。著書に『アイルランドのパブから―声の文化の現在』(NHKブックス)他がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

るりこ

1
この本を手に取った理由は二つ。キアラン・カーソンをもっと読んでみたい、且つ栩木伸明氏の著書だったため。でも読み始めてすぐ、二つの理由のみならず言語の魅惑にも酔いしれました。2013/01/18

石橋 こわし

0
アイルランド詩の権威である栩木先生の授業を受けて、優しそうで知的な雰囲気の人柄に触れ、発表のテーマにアイルランド詩を絡めたくて読んだ本。 僕は専門家ではなく、詩について詳しいわけではないから、正直書かれてる内容が難しくて、殆ど理解出来なかったのだけど、 こんな綺麗な文章の書ける先生が凄い人なのは分かった。 こんな風に、詩を読解してみたいなあ2016/12/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2204736
  • ご注意事項