北川透現代詩論集成〈2〉戦後詩論 変容する多面体

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北川透現代詩論集成〈2〉戦後詩論 変容する多面体

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  • サイズ 46判/ページ数 549p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784783723721
  • NDC分類 911.5
  • Cコード C0395

出版社内容情報

敗戦後の若い詩人たちは、当時の日本思想・文学に強い支配力をもったマルクス主義の理念や伝統的な抒情詩の自然感性に、さまざまな位相で対抗的に想像力を形成した。谷川雁、吉岡実ら、その多様多彩な世界に分け入る。シュルレアリスムの理念と歴史を批判的に検討し、それを超えようとする最新長篇論考を収録。
月報=瀬尾育生、佐藤雄一ほか。

北川透[キタガワトオル]
著・文・その他

内容説明

敗戦後の若い詩人たちは、当時の日本の思想・文学に強い支配力をもったマルクス主義の理念や伝統的な抒情詩の自然感性に、さまざまな位相で対抗的に想像力を形成する。それが画一的な言語とスタイルを拒む、多様で多彩な詩的世界を生みだした。なぜ、戦後詩なのか―。シュルレアリスムをめぐる新稿を巻頭に、九つの論考から成る力篇「谷川雁論」をはじめ、秋山清、吉岡実、中村稔、岡井隆、村上一郎、辻井喬、黒田喜夫らを論じた詩人論と、「列島」批判の論考を収録。

目次

1 現代詩、もうひとつの戦後空間―シュルレアリスムを超えるもの(“祖国なき精神”という場所;サルトルのシュルレアリスム批判とは?;「シュルレアリスム宣言(第一宣言)」と自動記述法
“のつぺらぼう”の正体?
夢と霊感、至高の受動性)
2 多面体としての、戦後の詩(秋山清論―現実体感力の孤独;吉岡実論―死児の哺乳あるいは形而上的下痢;中村稔論;岡井隆論;村上一郎論;辻井喬論;堀川正美の詩の世界;岩田宏論―反メタフィジカルな言語;「列島」批判の一側面―詩の不可能性;戦後叙述詩の可能性―御庄博実「岩国組曲」を中心に)
3 詩と反詩、せめぎあうプラズマ(谷川雁論;黒田喜夫論)

著者等紹介

北川透[キタガワトオル]
1935年、愛知県碧南市に生まれる。58年、愛知学芸大学卒業。62年、「あんかるわ」を創刊し、90年に終刊するまで、同誌を基盤に精力的な詩と批評の活動を展開する。91年、下関市に移住し、96年から2000年まで、「九」を山本哲也氏と共同編集で刊行。2013年から、ひとり雑誌「KYO(峡)」刊行。『詩論の現在』(全3巻)で第三回小野十三郎賞、詩集『溶ける、目覚まし時計』で第三十八回高見順賞、『中原中也論集成』で第四十六回藤村記念歴程賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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