内容説明
新たなる読解に向けて、吉本隆明の詩精神をここに解き放つ。吉本隆明はいかにして「吉本隆明」になりえたか。著作集未収録詩篇を新たに加え、原点たる若き詩魂の全貌を集成する。
目次
１９４１～１９４４
呼子と北風 １９４３
草莽 １９４４
哀しき人々 １９４５
「詩祷」詩篇 １９４６～１９４７
１９４６～１９５０
詩稿４ １９４６
かなしきいこひに １９４７
白日の旅から １９４７
詩稿１０ １９４８〔ほか〕
感想・レビュー
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田中角栄
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恒に当然のやうに私の心の中に 据坐するものよ それは私の背負った影なのか じっと視てゐても溶けない影よ 誰が私に与へたのか お前をつかめなくても お前の周囲が暖く感ぜられる日 その日はそれで満足する2013/03/02
