内容説明
類例のない発想と方法を自在に駆使しながら、生物、精霊との交感を描きつづけた詩人、犬塚堯。その稀有な魂の軌跡の全容を集大成。四冊の既刊詩集のほか、単行本未収録詩篇、團伊玖磨氏との合唱曲、琉球舞踊に想を得て書かれた詩劇などを収録。過去、現在から未来を射抜く犀利な批評と随筆、詳細年譜を付す。
目次
『南極』1968
『折り折りの魔』1979
『河畔の書』1983
『死者の書』1991
未刊/未収録詩篇 1969‐1994
合唱曲/詩劇
英訳詩篇
散文
年譜
著者等紹介
犬塚堯[イヌズカギョウ]
1924年(大正13)生まれ。1950年(昭和25)3月、東大を卒業。4月、朝日新聞社入社。1985年(昭和60)6月、九州朝日放送(株)専務取締役に選任される。1968年(昭和43)3月、第一詩集『南極』を地球社から出版。1969年(昭和44)5月、詩集『南極』により第19回H氏賞を受賞。以後も数々の賞を受賞。1993年(平成5)9月、現代詩人会理事に就任。1999年(平成11)1月11日、心筋梗塞により死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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