内容説明
詩壇きってのコスモポリタンと名指しされている詩人は、ケネディ空港に降り立ち、ニューヨークの爆撃跡に向った。そこで見、感じたものがこの巻頭の詩篇だ。次いで「混沌のインド」へ。さらにエトルリアの「死者の町」で墓めぐりをする。豹の墓、ライオンの墓、軽業師の墓、乙女の墓、ついには地獄の墓。紀元前５世紀と対話する詩的ドキュメンタリー巨編。英訳と伊訳付き。
目次
書き継がれ、壊され、また書き継がれてゆく四行詩 続続・片言葉
書き継がれ、壊され、また書き継がれてゆく長編詩（グラウンド・ゼロを行く；インド混沌；対話・死の町をゆく エトルリアへの旅）
短詩篇（わたしの在る場所―月と；シベリヤが見える；わたしというカラマーゾフたち；うしろをふりむくなとスーザンは言った ほか）
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