内容説明
シベリアの雪に覆われた海辺に棲むという薔薇色のカモメ―。世界一周旅行を経験した著者がこれまでの旅をモチーフに書き綴る「1残照」、大切なひとを見取り、見送る日々から生まれた「2海光」、「3唱歌」からなる新詩集。『薔薇ふみ』以降、二十一年に書き続けられた生の輝きを一冊に収める。
目次
1 残照(運河;はかなき夏の;バルバラの冬 ほか)
2 海光(透き通った水滴が;悪戯っぽい和毛のたましいに;行き方知れず ほか)
3 唱歌(あかつきがたの雨すぎて;束の間でも;夏は燃えて ほか)
シベリアの雪に覆われた海辺に棲むという薔薇色のカモメ―。世界一周旅行を経験した著者がこれまでの旅をモチーフに書き綴る「1残照」、大切なひとを見取り、見送る日々から生まれた「2海光」、「3唱歌」からなる新詩集。『薔薇ふみ』以降、二十一年に書き続けられた生の輝きを一冊に収める。
1 残照(運河;はかなき夏の;バルバラの冬 ほか)
2 海光(透き通った水滴が;悪戯っぽい和毛のたましいに;行き方知れず ほか)
3 唱歌(あかつきがたの雨すぎて;束の間でも;夏は燃えて ほか)