内容説明
耳を澄ますとあらゆる事象の根っこから響いてくるものの“数”が届けられる。騒がしく渦を巻く日々にまぎれこんだ声、遠くからこだまする静かな生の水脈にひかれて。
目次
原稿に必要なインキを集めて
ふれあう迷える子*
ふれあう迷える子**―巣
なくしたノートに、忘れられた本に
ふれあう迷える子***―パルサ巫女の酢
ふれあう迷える子****
歩行の書き足し
消される数音
十一月一日
著者等紹介
手塚敦史[テズカアツシ]
1981年甲府生れ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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