内容説明
詩を芸術という大きな枠組のなかで捉えるダイナミックな作品群。詩人の言葉は、これまで詩が歴史、美術、映画、演劇…と大きく関わってきたことを教えてくれる。戦後女性詩人の第一人者として書きつづける詩人の集大成とも言うべき、渾身の一冊。
目次
青い鳥
gate
ザムザ氏の散歩の後から
豊穣の飢
花は首をまわし
八月・バアチャルな盆地
続八月・バアチャルな盆地―ザクロの部屋
黒パンをショッキングピンクで包む―ナイフもフォークも
ある描線―半月
よこ顔〔ほか〕
著者等紹介
日高てる[ヒダカテル]
大正9年11月4日奈良県生。昭和15年、奈良県女子師範学校卒。他方、’83年より音声による詩の朗読を一つの文学運動としてインド舞踊家シャクティとともに続けてきている。歴程、火牛、同時代、日本現代詩人会所属。2002年度現代詩人会より顕彰を受ける。大阪文学学校講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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