内容説明
「魔」に魅せられることもまた、道化師を装う演技であると詩人は言う。“わが生は、「擬態」を演じながら行方も定まらぬ「樹海彷徨」を余儀なくされている”と感じながら、なお「彷徨」すること、そして、その行く末に「富士」を展望することに望みを託す。
目次
擬態
水鏡
きのうの風が
笠取山の風
鞍馬寺縁起行
夢現
忍ぶれど
愛染明王
黄泉比良坂
対馬幻影〔ほか〕
著者等紹介
埋田昇二[ウメタショウジ]
1933年静岡県生。詩誌「鹿」「青い花」同人、日本現代詩人会、中日詩人会、静岡県詩人会、日本文芸家協会会員
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