内容説明
「旅」を主題に世界をへめぐる詩人が、古代オリエントの神アヒナタに想を得て見出した、神の息、宇宙の気に通じる「風の歌」が太陽神のエロスと出会い「日の歌」となる。「文学の危機」を乗り越えるための聖なる愛の歌。
目次
1 プネウマ・デイ―神々の域(偏西風;風の歌 ほか)
2 ポエマ・アモーリス―ピンクの空の絵(愛の巻物;ものを言うマンゴー ほか)
3 交響詩―生命の樹の花(ふっくら萩;異世の樹 ほか)
4 アルス・ポエティカ―宇宙の耳(岩の樹;あなたを装う ほか)
5 シャングリ・ラ―時を超える旅(千里眼の水;一〇〇年の夢の熟成 ほか)
著者等紹介
高市順一郎[タカチジュンイチロウ]
桜美林大学文学部教授(英米文学・比較文学)/博士(文学)/詩人。1939年、徳島生まれ。広島大学大学院文学研究科修士課程英文学専攻修了(1964)。英国ケンブリッヂ大学英文科客員研究員(1979‐80)。米国イェール大学大学院英文科客員研究員(1992‐93)。1984年より桜美林大学文学部教授。元「四季」会員・前「地球」同人。日本英文学会/日本アメリカ文学会/日本比較文学会/日本国際ペンクラブ/日本現代詩人会会員/日本現代英米詩学会理事・事務局長。『ジャパン・ポエトリー・レヴュー』編集長/POETRY TOKYO編集長・発行人(休刊)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 毒殺