内容説明
「何故詩を書くか」と問われて著者は「世界、すなわち言葉とたわむれたいから」と答える。「書くこと」をめぐる6篇、「ことば」をめぐる考察9篇他、さまざまな書き方論6篇を含む論考集。巻末に4氏のゲストエッセイ収録。
目次
1 詩を書く(現代詩入門問答;詩人とコスモス ほか)
2 ことばめぐり(言語から文章へ;ことばのことば ほか)
3 さまざまな試み(詩の書き方;生誕について ほか)
ゲストエッセイ(詩人の専門家(井坂洋子)
鬼を見た(伊藤比呂美)
谷川俊太郎の場所(蜂飼耳)
谷川俊太郎の「空語」白書(波瀬満子))
著者等紹介
谷川俊太郎[タニカワシュンタロウ]
1931年東京生まれ。52年処女詩集『二十億光年の孤独』刊行後、現在まで数多くの詩集、エッセイ集、絵本、童話、翻訳書があり、脚本、作詞、写真集、カセットブック、ビデオも多数手がける。53年より「櫂」同人。その詩は海外でも広く支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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