内容説明
21世紀パリを遊歩する詩的思想論/都市論の挑発的クロスオーバー。被覆された現在に抗すべく、パリという局地で実践された架橋につぐ架橋。批評的情動のみなぎる力作論集。
目次
1 意志、倫理、出来事(意志と解釈的循環;有責論序説 ほか)
2 分身、エコノミー、超越(「原生的疎外」のエコノミー;アンチノミーの叛乱をめぐって ほか)
3 異語、纏足、騒乱(亡霊たちの街区;騒乱のトポグラフィー ほか)
4 パリ、メランコリア(ミシェル・フーコーのパリで吉本隆明の訃報を聞く;若松孝二を奪還するためのエスキス ほか)
著者等紹介
宗近真一郎[ムネチカシンイチロウ]
1955年、大阪に生まれる。1979年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。1990年以降、ロサンゼルス→東京→シカゴ→モスクワ→東京→京都と移る。2010年3月からパリ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。