内容説明
なぜ「手紙」形式の「批評」なのか。この手紙には特定の個人に宛てたものは入っていない。とするとよくある「宛名のない手紙」の類なのか。そうではない。手紙という形式を通して架空の相手に語りかけることによって、著者は実は読者のひとりひとりに語りかけているのだ。全14通すべて「あなたへの手紙」である。
目次
手紙についての手紙
女性Xへの手紙
詩人Xへの手紙
画家Xへの手紙
或る手紙
或る作曲家への手紙
オペラ歌手への手紙
小説家Xへの手紙
友への手紙―フランス・ロマネスク美術
ランボオについての手紙
ニーチェについての手紙
ポルトガルからの手紙
日記から―スペイン・ロマネスク美術
著者等紹介
粟津則雄[アワズノリオ]
1927年、愛知県生まれ。文芸評論、美術評論、音楽評論。東京大学文学部フランス文学科(旧制)卒業。学習院大学、明治大学、東京大学などの講師、法政大学教授を経て、現在法政大学名誉教授。いわき市立草野心平記念文学館館長。『詩の空間』『詩人たち』(1969年、思潮社)によって第八回歴程賞、『正岡子規』(1982年、朝日新聞社)によって第十四回亀井勝一郎賞受賞。評論の業績によって紫綬褒章を受ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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