内容説明
出会いとすれ違いの一瞬から過去と未来のざわめきが聞こえる。曲がり角の先の広がる世界へ。友部正人詩集、1992年~1996年。
目次
さまよえる定住者
銀の汽笛
夜よ、明けるな
ゴールデン・トライアングルのラブソング
ボスニア・ヘルツェゴビナ
イタリアの月
月の船
夜は言葉
朝は詩人
奇跡の果実〔ほか〕
著者等紹介
友部正人[トモベマサト]
1950年東京生まれ。高校卒業後名古屋の路上で歌い始める。1972年、『大阪へやって来た』でレコードデビュー。1974年、ジャック・エリオットの来日ツアーで共演し、その後単身渡米。1977年、詩集『おっとせいは中央線に乗って』発表。2003年『すばらしいさよなら』『夜中の鳩』まで6冊の詩集を出版。1978年、エッセイ集『ちんちくりん』発表。99年『耳をすます旅人』まで6冊のエッセイ集を出版。1983年、絵本『絵の中のどろぼう』発表、絵はスズキコージ。1996年、ニューヨークに部屋を持ち、以降東京と行ったり来たりの暮らし。2000年、ミュージシャンによる詩の朗読のオムニバスアルバム『no media 1』『no media 2』をプロデュースし、朗読会も以後毎年行っている。2001年、ギター弾き語りのソロアルバム『休みの日』を発表。オリジナルアルバムでは18枚目
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