内容説明
明け方の夢の中で私は詩以前の縺れを棄て切れぬまま静物という表題の詩を書こうとしていた、先ずこう考えたらしかった…。その「先ず」とは外見的には少しも似ていない「心臓」が、「球根」に「ひとしい」という発想だった。身体の変身を書法の展開に包容しえた注目作21篇。
目次
会田綱雄
W・B・イェイツ
塔
静物
March Hare
原種
爛漫
つづみてんてん
宿縁としての毛物
老人頌
風景
楽器または
生命の木
菱
木偶
断簡
聖霊、胸腔に宿る
E・ムンクのモチーフによる
明け方の夢の中で私は詩以前の縺れを棄て切れぬまま静物という表題の詩を書こうとしていた、先ずこう考えたらしかった…。その「先ず」とは外見的には少しも似ていない「心臓」が、「球根」に「ひとしい」という発想だった。身体の変身を書法の展開に包容しえた注目作21篇。
会田綱雄
W・B・イェイツ
塔
静物
March Hare
原種
爛漫
つづみてんてん
宿縁としての毛物
老人頌
風景
楽器または
生命の木
菱
木偶
断簡
聖霊、胸腔に宿る
E・ムンクのモチーフによる