内容説明
「存在そのものが、矢印なのだから」と詩人はいう。「生きのびるよりほかない」と。『労働、ぼくらの幻影』以来40年、無数と異数の世界を、「幻でもありわたしでもあるもの」として試行してきた詩人の、苛酷な不在と存在の架橋工作。
目次
バニシング・ポイント
階段の踊り場
一篇の詩を書いてしまうと
黒いミルク
途中
丘
だれかがわたしの名を
夏の妹にみちびかれて
雨のレッスン
焼却炉の幻〔ほか〕
「存在そのものが、矢印なのだから」と詩人はいう。「生きのびるよりほかない」と。『労働、ぼくらの幻影』以来40年、無数と異数の世界を、「幻でもありわたしでもあるもの」として試行してきた詩人の、苛酷な不在と存在の架橋工作。
バニシング・ポイント
階段の踊り場
一篇の詩を書いてしまうと
黒いミルク
途中
丘
だれかがわたしの名を
夏の妹にみちびかれて
雨のレッスン
焼却炉の幻〔ほか〕
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