一篇の詩を書いてしまうと

一篇の詩を書いてしまうと

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  • サイズ A5判/ページ数 103p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784783712633
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

「存在そのものが、矢印なのだから」と詩人はいう。「生きのびるよりほかない」と。『労働、ぼくらの幻影』以来40年、無数と異数の世界を、「幻でもありわたしでもあるもの」として試行してきた詩人の、苛酷な不在と存在の架橋工作。

目次

バニシング・ポイント
階段の踊り場
一篇の詩を書いてしまうと
黒いミルク
途中

だれかがわたしの名を
夏の妹にみちびかれて
雨のレッスン
焼却炉の幻〔ほか〕