内容説明
「宙宇」は「宇宙」ではない。宇宙の影だ。ここには空間と時間がない、過去でもなければ未来でもない。この詩集は「わが戦争の死者たちと語り合ってつくった」夢物語なのだ、と詩人はいう。「ただしわたしの親しい友人たちはもはやここにしかいない」のだ。本書を書くための年月が「わたしの戦後」だったとする詩人の39冊目にしてなった「中有詩」の決定版。
目次
1 祝祷
2 始原
3 祝祷
4 宇宙のないところにもある宇宙
5 祝祷
6 罰と罪
7 祝祷
8 さようならよ さようなら
9 祝祷
「宙宇」は「宇宙」ではない。宇宙の影だ。ここには空間と時間がない、過去でもなければ未来でもない。この詩集は「わが戦争の死者たちと語り合ってつくった」夢物語なのだ、と詩人はいう。「ただしわたしの親しい友人たちはもはやここにしかいない」のだ。本書を書くための年月が「わたしの戦後」だったとする詩人の39冊目にしてなった「中有詩」の決定版。
1 祝祷
2 始原
3 祝祷
4 宇宙のないところにもある宇宙
5 祝祷
6 罰と罪
7 祝祷
8 さようならよ さようなら
9 祝祷