内容説明
すべての感覚の、長期にわたる、果てしのない、そして理にかなった錯乱―渋沢氏の最後の詩篇群は、詩の根源をひたすら追い求めてきた詩人にのみ許されるような稀有の境地を示すもの。遺稿集。
目次
冬のカーニバル
深夜ようやく
白い線条
日没浄土
出立
物みなは歳日と共に
病室からの眺め
わが庭に烏がくれば
日課
淡墨桜によせて〔ほか〕
すべての感覚の、長期にわたる、果てしのない、そして理にかなった錯乱―渋沢氏の最後の詩篇群は、詩の根源をひたすら追い求めてきた詩人にのみ許されるような稀有の境地を示すもの。遺稿集。
冬のカーニバル
深夜ようやく
白い線条
日没浄土
出立
物みなは歳日と共に
病室からの眺め
わが庭に烏がくれば
日課
淡墨桜によせて〔ほか〕