おやじは山を下れるか?

おやじは山を下れるか?

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  • サイズ A5判/ページ数 84p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784783711445
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

第27回現代詩手帖賞から十年余、俊英詩人が満を持して上梓する待望の第一詩集。十八歳から二十三歳にかけて東京で書いた詩を、二十七歳から二十九歳にかけてフランスのポワチエでまとめた。

目次

カラーボックスを改造しました
セブンイレブンとファミリーマートが人見街道を狭窄している
おやじは山を下れるか?
ごきぶり
アパート
コイン・ランドリー・ガールズ
眼鏡を踏んでしまっていたので
太郎山
ラウス
大台々原に山登りにいこうと思ったのだけれど体力に問題があるので野郎二人で紀伊半島を旅行しました。〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mikio Katayama

1
この詩集は、作者の趣味である山登りと大学での一人暮らしの日常が主な題材になっている。これらの詩は日本語の言語表現の可能性を追求するような前衛性は(おそらく)ない。詩人が観察した日常風景のディテイルが、脱力的なユーモアで描写されている。彼はおそらくとても神経質で繊細な人だ。日常の中で、普通の人なら見過ごし、あるいは気づいてもすぐに忘れてしまうような引っかかりをしっかりと観察し、それを脳内でデフォルメさせ、詩的なファンタジーとして提示する。2016/01/06

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